筆者は、3歳男子の母で在宅ワーカーです。非エンジニアでプログラミング経験なし。そんな筆者が、このたび、会社の研修の一環で、オンラインプログラミングスクール大手のTechAcademy [テックアカデミー] 、Androidアプリ開発コース8週間プランを受講することになりました。
「果たして、わたしにできるのか…」「お金を無駄にしないだろうか…?」そんな不安と共に、新しいことをはじめるワクワクした気持ちをもってのスタートでした。
プログラミングの学習方法を検討されているママに向けて、受講したからこそわかる良いところ、微妙なところをお伝えします!
※あくまでもプログラミング初心者である私個人の見解です!
ざっとポイントを並べると…
良いところ
- カリキュラムに、必要事項が一通り記載されとおり、受講後も閲覧できる
- マイページが使いやすい
- メンターがしっかりしている
微妙なところ
- 初心者にはカリキュラムの説明が難しい
- メンターによるSlackの対応時間がママには合わないと思う
- Androidアプリ開発コースは難易度が高い!?
早速、みていきましょう!
目次
〔 良いところ 〕
1.カリキュラムに、必要事項が一通り記載されており、受講後も閲覧できる
初心者が迷いがちな環境構築から、開発言語の説明、UI、練習用アプリ3つ(タスク管理アプリ、ジャンプアクションゲーム、Q&Aアプリ)、最後にオリジナルアプリの作成、公開。と、アプリ開発からリリースまでの流れを把握でき、自分のペースで進めることができるようになっています。
そして、受講後アンケートに解答すれば、自由にカリキュラムを確認できます。必要な情報が集約されているのは、学習後も心強いですよね!
2.マイページが使いやすい
受講がスタートすると、基本的にいつもマイページにログインして学習を進めます。
メニューには、カリキュラム、課題ビュー、メンタリングが用意されていて、カリキュラムページを見ながら学習を進めます。完了したlessonにチェックをいれていくので、ちょっとした達成感がある上、自分の進捗状況が把握し易いです。課題ビューでは、最初にGitHubとの連携を行うため、簡単に課題を提出しメンターに確認してもらうことができます。メンタリングページでは、メンタリング画面へのボタンを押すと別ウィンドウで、Talkyというビデオ通話サービスが立ち上がり、担当メンターとの会話ができます。Androidstudioと、マイページだけで作業が進められるのは、快適でした。
3.メンターがしっかりしている
受講開始から担当メンターがつき、毎回25分間、カリキュラムの進捗を一緒にチェックしたり、質問に解答してくれます。最後の5分は、メンターが次回までの宿題の整理や問題点まとめをしてくれます。人によるようですが、私に今回ついてくださったメンターさんは、しっかりした方でペースがまずい時には、はっきり言ってくださいますし、状況をお伝えすると合意の上ペースを調整して考えてくれました。最初から最後まで、不安なく受講できました。
3日に1度ペースのメンタリングでしたが、仕事をしながら受講しているわたしにとっては、ちょっと多いな…と思うくらいでした。宿題する時間なかったよ…なんてことも多かったです。
メンタリング内容は良かったのですが、メンタリング希望時間の融通があまりきかなかったのがマイナスポイントでした。夜の時間のメンタリングを、息子の就寝時間の調整が上手くいかず、キャンセルしなければならない事もありました。
微妙なところ
1.初心者にはカリキュラムの説明が難しい
関数、引数…、Kotlin文法、カリキュラムを進めていくうちに理解できるかな?と思いましたが、やっぱりわからない。経験者ブログなんかを見ると、どうやら、他のプログラミング言語を理解していると習得が早いよう…ということで、他言語の初心者向き無料の動画を見てみたり。やはり、レベル別に教材が用意されているわけではないので、初心者には、補足資料が必須です。
2.メンターによるSlackの対応時間がママには合わないと思う
受講中、メンタリングとは別に、チームコミュニケーションツールであるslack(主にチャット)でメンターに質問することができます。時間は、毎日15時〜23時です。担当メンター含む複数人の方が、交代で担当しているようです。
筆者の場合、基本的な学習時間は、息子を保育園に預けている9時〜15時半頃まで(ただ、他業務兼務だったため、全てを学習時間にはできなかったのですが。)それ以外には、基本的に、夜というよりは、朝型。まったく時間が合わなかった…。これが、期限があり詰め込み型のコースで、プログラミング初心者の筆者が学習するには致命的なデメリットだったと思いますし、ママにの学習には向かないのでは?と感じた要因です。
質問をslackに投げておいて、次の日に解答を見るような状態。チャットでのやり取りを想定しているメンターは、筆者からの質問に対して、『これは、○○○ということですか?』など、返信一言なんてこともあり、がっくりきました。無駄にならないよう、質問を投げる際に気をつかったり、状況を説明したり…。
3.Androidアプリ開発コースは難易度が高い!?
子どもを産む前は、夜な夜な心の向くままに学習に打ち込む。なんてこともできましたが、そうしたくてもできない状況。メンターとのslackチャットでもこうでもない、ああでもないと試行錯誤する時間を求められている事は感じましたし、必要性も認識していましたが、どうにもいかない。結局、Androidアプリ開発コースはlesson9まであるうちの、lesson6までの学習で終了しました。追加費用を支払い期限を伸ばすことも検討しましたが、このカリキュラムを終えるには、リアルタイムでのメンターとのより取りは必須であると感じ、断念しました。
『Androidアプリ開発コースは、他コースにくらべても難易度が高いんです。Java経験者でも習得に時間がかかります。〇〇さんのような状況の方は少なく、学習に専念される方が多いので』…という内部の方。表向きは、初心者からOK!となっているので、せめて、コースを選ぶ際に、ざっくりでも良いから、難易度のわかる記載があったら良かったのに、と思いました。
まとめ
在宅で学習できるところが魅力のTechAcademy [テックアカデミー] のオンラインプログラミングスクール。“学習中心の生活が送れて、15時〜23時間に、主に学習できる。そして、本気。“そんな方にとってはおすすめの学習方法ですね。
費用もけっして安くはないですし、ぜひ、はたママ読者でプログラミング学習を検討中の方には、この部分を考慮して、学習方法を選んでいただきたいと思います。
小さい子供のいる筆者自身は、今回の学習を踏まえて無料教材を利用しつつ、質問できる環境を用意して、自分のペースで地道に学習を進めていけたら。と思っています。