”育児・暗黒時代”の自分を責めない! 東雲火山で見つけた、「私の新しい働き方」

前回に引き続き、東雲火山さんにインタビュー!
今回は、ワーママ社員である内堀さんとミコメさんとの仕事と育児についての座談会。ブランク時に陥った、”育児の暗黒期間”について、グッと踏み込んでお話ししていただきました。

内堀さんとミコメさんのキャリア

座談会は、和気あいあいと楽しい雰囲気で進みました。

今に至るまでのキャリアを教えて頂いてもよろしいでしょうか?
内堀さん:私は大学卒業後に金融系の銀行に入社し、そこで営業事務や窓口でお客様の対応をしていました。その後、結婚し出産を経て復帰。時短勤務ではありましたが、やはり育児と仕事の両立は難しい…でも、もうちょっと頑張ろうと思っていました。
そんな気持ちを抱いていた時、主人が転勤になり、地方から東京へ引っ越すことになりました。家族一緒に行くためには、自分が仕事を辞めないといけないと判断し、退職を選択。
しばらく1年くらいは、仕事をしない時期を過ごしていました。それから子どもが幼稚園に入り、自分のキャリアを考え直し仕事を探すようになりました。
その中で、東京都主催のテレワーク推進に関するイベントに参加し、東雲火山の取締役である告原さんにお会いしたことが現在のキャリアの始まりです。

ミコメさん:私は、大学卒業後に映像の番組制作会社でADとしてキャリアをスタート。そこからWEBの制作会社に転職し、WEBディレクターやお客様にインタビューして、取材記事を作るというライター業をしていました。
その後、子どもが生まれる前からフリーランスになり、そこからは超細々と稼働していました。そこから子どもが生まれて、さらに双子が生まれたので、3兄妹のお世話で本当にいっぱいいっぱいに…。どんどん仕事の量を減らすことになりました。
「もう私はこのまま仕事とかができない人になっちゃうのかな…。」
何度もその考えが頭をよぎりました。
そんな気持ちを抱いていた時に、東京都主催のテレワーク推進に関するイベントがあったんです。そこに私は参加し、そのイベントに告原さんが出て、東雲火山のことを紹介されていました。
イベントで告原さんのお人柄に惹かれて、
「ゲームに詳しいわけではありませんが、何か出来ることがありませんか?」
思い切ってアプローチしたんですね。それからメンバーに加えていただけたので、東雲火山でライター兼営業職にもトライしております。
なんと、内堀さんもそのイベントに参加されていたんです(笑)。

東雲火山での働き方

内堀さんの東雲火山でのお仕事&勤務体系

・業務内容 経理
・週8時間で勤務

1週間の中で週8時間いつでも稼働して良いので、今は火曜日と木曜日で4時間ずつ稼働しています。自分の裁量で働けるのは大変ありがたいです。

ミコメさんの東雲火山でのお仕事&勤務体系

・業務内容 ライターと営業活動
・週8時間で勤務

ライターとして所属していますが、ライティングの仕事はあまり社内でないので、「新規案件を獲得する」というのを命題として頂いております。オンラインなので、 Web上のマッチングサイトや情報サービス等を使って営業活動にトライしています。お客様とのやりとりは、アプローチが来て返信、そこから予定調整をしてミーティングを設定…という流れになるため、勤務した日を後からご報告するという形式です。

ブランク期間について

ブランク期間にどんな想いを抱いていましたか?
内堀さん:私は復帰をしてから、半年くらい両立していました。仕事と育児の両立は時短とはいえ、すごく大変…。
毎日慌ただしく、子どもと向き合う時間がなかなか取れず。子どもの成長を全然見ることができず、「今の働くスタイルはどうなのかな」と思うことがありました。
でも、いざ働かないという選択をするのは「もやもやするな」っていうのがあって…。実際辞めなきゃいけないなっていうときは、保育園を決めるのも難しかったですし、夫に単身赴任をしてもらう、なんて選択もありませんでした。
実際に退職をして、子どもと二人になってからは、最初はやっぱり楽しく感じましたし、子どもの成長を間近で見られるからいいなって思っていたんですよ。
その後、時間の経過とともに、「自分のキャリアがちょっと、終わちゃったな。」「これからなんか自分はどうしていけばいいのだろう?」ということを改めて考えるようになり…。とても不安で、将来に対してモヤモヤするようになりましたね。

ミコメさん
:私は、1人目の出産後は、夜寝てから仕事をするなど細々とはできました。けれど、保育園に全くはいれない!結局、長男が3歳、双子が1歳になるまで入園できませんでした。3人が保育園に入園するまでは、私の中で暗黒時代と言えるかもしれません。3人の幼児が家の中で、あっちこっちで「ギャー!!!」と。もうみんなが発狂寸前みたいだったんですね。
その頃は、お仕事の受注がもう結構途絶えたような感じになったので、ああ、私はもう終わったって。
「虐待184」という虐待通知ダイヤルがありますが、そこに電話しようと思ったことがあるんです。ただ、そこに電話をかけて私が連れていかれると、今晩子ども達の面倒は誰が見るんだろう?と思い直し、そこには電話しませんでしたが…。
再度調べ直し、「子ども家庭支援センター」に電話をしました。そうしたら、即座に3人のスタッフさんが駆けつけてくださって、親身に相談に乗ってくださった…ということもありました。
保育園に入れて本当に良かったです!あと今は東雲火山で実績を出せていないので、本当に告原さんに申し訳ないんですけれど。
仕事をいただけているということが、私にとって本当に救いですね。

はたママ読者へのメッセージ

最後にはたママprocjectの読者へメッセージをお願いします。
内堀さん:東雲火山で仕事を始める前、今後のキャリアを考えると本当に不安でした。そんな時、自分で調べて、東京都で私が告原さんにお会いできたようなイベントに参加するようにしたんです。イベントに参加して、自分の話を聞いていただき、自分と境遇が同じような人がいるなと勇気をもらいました。
私自身が体験したことですが、「ちょっと頑張ろう」と奮い立ったのが良かったと思います。
できる範囲で良いと思うので、小さなチャレンジをするのはどうでしょうか。
一歩ずつ自分が今やれること頑張れたなら、何か繋がるものがあるのでは?思います。

ミコメさん:ママになると、「仕事を継続する」「仕事を継続しない」どちらをとるにしても「私が悪い」って、思っている気がするんですよね。
私から見ると、そんな風に話す人達はとても素敵なママですから…私以外(笑)。
困難で苦しい道だったとしても、今その道を選んでいることに対して、自分を責めないでくださいね!
育児の暗黒時代を通過しましたが、私は今東雲火山で働けていますし、きっと道は拓けると思います。!

内堀さんとミコメさんの仕事環境と癒しグッズ
▼株式会社東雲火山 information
https://shinonomekazan.com/

編集後記

子どもが小さい時は本当にかわいい。けれど、その一番かわいい時期に怒鳴り散らす…という自分の「暗黒時代」をインタビュー中に思い出しました(涙)。お二人の話を聞いて、東雲火山で稼働できていることは、社会人としての誇りを取り戻したことでもあるんだな、と実感しました!社長の告原さんと内堀さん、ミコメさんの絆を強く感じたインタビューでした。