” 最高の働き方を、テクノロジーの力でつくる。”
会社の名前である「ワークスタイルテック」には、そんな想いが込められています。
今回インタビューに出ていただいたのは、「これ以上の働き方はない!」と話す、ワーママ社員の内藤さんと井上さん。
会社のこと、お二人の育児と仕事のバランスの取り方について聞きました。
働きやすくするための取り組み
➖働きやすくするための取り組みや課題・社内の反応/取得できる制度について
内藤さん:今、従業員が増えてきたところで、働きやすくするための仕組みを絶賛制作中、という感じです。
代表自体が、「大人だし、自分で考えて管理することができるよね」という考え方。働き方は個人に委ねられているし、自分で自己管理するという点から、私たちは今最大の自由を手に入れられている、と言えますね。
代表も、ルールに縛られるのが好きではないですし、もっと自由に働けばいいと言っています。そもそもブラジル人ということもあり、日本人は真面目すぎるし、目がうつろ…なんていう感想を言うことも(笑)。
根底にある考え方が、他の会社とは大きく違うところかもしれません。
井上さん:どちらかというと海外の会社の風習が強いかも。だからこそ、日本ではあまり見ない会社ではないでしょうか。
➖最大の自由とおっしゃっていますが、その自由はどの点で感じますか?
内藤さん:タイムマネジメントに繋がりますが、時間の使い方を上手にやってほしいというのは最初から言われていたことでした。
一週間分のタスクがある中で、自分のリフレッシュに使いたい、子どもの習い事の当番があって抜けられない、ということがあったとします。
自分のタスクはその週に終わっていれば良いので、他の日と調整して終わればOKという考え方なんですよ。だから毎日8時間の労働でなくてもいいと言われていますし、自分でうまくスケジュールを組むことができれば、自分たちでアレンジして問題ないと言われています。
リモートワークを取り入れた背景
➖元々リモートワークを取り入れていたのでしょうか?
内藤さん:元々はコワーキングスペースで働いていました。そこで、コロナになったことにより、だんだん社員は行かなくなりました。それと同時に私たちのサービスも進化していきました。
私たちは個人情報を扱うサービスを展開しているため、コワーキングスペースだとセキュリティー面でISMSを取得しようと思っても取得することができません。そういう背景があり、オフィスを構えることに。たまたま私とエンジニア、カスタマーサクセス仲間が東西線沿線に住んでいました。オフィスをどこにするか考えた時、代表は鎌倉在住、井上さんも週1の出社ということもあり、東西線沿線に構えることになりました。
オフィスは一応葛西にあるので、エンジニアは行っていますが、私は行くかというと…行かないですね(笑)。
リモートワークで対応できるので、非常に恵まれた状態で働いています。
お二人のお仕事内容
➖お二人のお仕事内容教えていただけますか
内藤さん:今はセールスがメインですね。元々は広報やPR をやっていました。それをやりたくてワークスタイルテックに入社したのですが…。入社後、私はジョブチェンジ(笑)。営業は未経験でしたけど、やってみたら面白いですね。元々人と話すことが好きですし、広報やPRをやっていた経験を活かしながら営業もやっています。去年の5月からTwitterを始めましたが、営業の方のツイートは勉強になるものがとても多いんです。「この方から直接学びたい!」と思った方に直接DMを送って、話す時間を作っていただくことも。日々学びながら営業をしています。
井上さん:私は元々秘書で入社しました。週に1回の出社で後はリモートという契約で、秘書だけでなく、会計や総務・人事関係も担当することになりました。今は投資家に提出する資料の作成や株主総会の資料を作っています。
私も去年ISMSの担当だった人が急に辞めてしまったため、急遽わからないながらもセキュリティー責任者になりました。
仕事と育児の両立について
➖働きやすさは今の会社での働き方がやはり一番ですか?
内藤さん・井上さん:はい!
内藤さん:これ以上の会社はないよね。
井上さん:そう思う。
➖バランス良く他の仕事と両立するコツを教えていただきたいです。
内藤さん:私は子どもが2人いて、上が9歳の男の子で下が4歳の女の子です。9歳の息子はミニバスケットのチームに所属しています。練習する場所は近所ですけど、1人で自転車に乗って行かせるのはさすがに不安。なので、商談の合間に子どもと一緒に自転車でパッとでかけて送り届けます。別のバスケットスクールには電車で行きますが、子どもがバスケットをやっている間、私はパソコンで持って行って仕事をしています。
中抜けもできますし、場所も選ばなくてもいい。自分の生活に合わせ稼働できていますね。
井上さん:1年前に今は夫がカナダに行ってしまったので、一年間ワンオペ状態です! 私の子どもは小4と小6です。緊急事態宣言が発令されて、家で勉強しなければいけなかった時期は本当に大変でした。 学校が始まってからは落ち着きましたが。
集中したい仕事がある時はパソコンをカフェに持っていって仕事をすることもあります。これが気分転換になりますね。
でも、子どもが家にいた時も工夫はしていました。仕事が終わったらもう子どもにご飯を作って、子どもと一緒にいる時間を大切にしたいので、業務時間内で仕事終わらせるようにしています。
ブランクについて
➖お二人はブランクを経験されていますか?
内藤さん:ブランクは正直ない!私は、転職回数が多く、2人目の育休中に転職活動をしていました。
同じ会社に戻ろうと思う気持ちが出ませんでした。決して、モヤモヤと考えることはなく、次の目標を立てて進んでいった感じですね。
転職活動も大変なものと捉えず、どんどんエントリーしよう、と思っていましたから。
転職回数が多いと、まるでスーパーのチラシを見るような感覚で仕事を探すようになるんです。商品に目星をつけるのと似ているかな。転職回数が多い友人は同じようなことを言いますね。
2回目の育休の時は本当に楽しく過ごしましたね!
井上さん:私は1人目の時は、出産で退社しました。産後仕事はせず育児に専念していましたね。次の子を妊娠しているくらいのタイミングに自宅で英会話教室を始めようと決意しました。なので、2人目を出産してからはずっと自宅で働いていました。会社に出勤すると、子どもとあまり会えなくなる。近くにいて仕事がしたい、と思っていました。
はたママ読者へのメッセージ
➖はたママ読者へメッセージをお願いします。
内藤さん:子育てに集中してしまうということは、母なら起こりうること。だからといって、そこに引っ張られすぎないようにしないといけないのではないでしょうか。
私は何もやっていないのに悩む、という状況はないと思います。悩んでいてもしょうがないので悩んでいる時間があれば動けばいいと思います!まずは行動してみましょう。
井上さん:私は、リモートができる会社と知って、弊社に入社しました。当時は、自分の都合に合う会社あるわけないよなーって思っていました。でも…ちゃんとあったし、入社して今に至っていますから。
自分の望みにあった会社は探せばきっとあるはず。だから絶対あると信じて探してみましょう。
どうなるかわからないけど未来に漠然とした不安を持つ…そんな考えを持っていた自分にとって、今回のインタビューでのメッセージは、背中をグイッと押される感覚がありました!
悩んでいる暇があったら、行動するのと自分に言い聞かせ、自分の願いに忠実に進もうと思います!