フリーランスで仕事をするなら、直感や違和感に耳を傾けること〜前編・後編〜と、在宅ママインタビューでも大変お世話になった伊吹砂織さん。ライターO山は、実際伊吹さんから子どもへの『キッズFunマッサージ』を全4回に渡って受講しました。その体験レポをお送りいたします!オンラインレッスンは松尾京子さんの料理教室以来なので、とても楽しみ♪
目次
看病に慣れていないから、ちょっとしたことでパニックに!
O山の年中になる息子はありがたいことにとても健康。病院にも検診でしか行ったことがなく、薬を飲んだこともありません。(乳児湿疹が恐ろしくひどかったので、その点は黒歴史ですが…。)高熱を出してもすぐ回復してくれるので非常にありがたいのですが、「鼻水が出る」等の些細な諸症状ですら、O山はすぐにパニックに。諸症状に不機嫌になる息子を前に、ただオロオロするばかりなので、
「いざという時に慌てないためにも、病気の予防になるようなことをしたいな…。」
と、考えるようになりました。
そんな時、懇意にしている方が誘ってくださったzoomでのお茶会で伊吹さんと出会いました。そして、伊吹さんが「EduQ親子マッサージ」を広める活動をされていて、ちょうどマッサージのオンラインのモニターを探されていることを知り、申し込みをしました!(お得が好きです笑)
EduQメソッドとは
協会創始者のドリス・シュー先生が長年にわたる学びと経験から中医学をベースに、ツボや経絡、リフレクソロジー、アロマセラピー、エネルギーセラピー、ヨガ、ストレッチ、音楽、養生料理の東洋と西洋の自然療法を融合し、0歳から18歳の子どもと女性のために生み出した、EduQオリジナルのナチュラルタッチメソッド
申し込みをしてからすぐにテキストが到着!テキストは2冊で、「マッサージの仕方が書いているもの」と「子どものツボ図が掲載されていて、症状別に対処できるもの」です。
冊子の中身を見て、O山はマッサージが息子に与える影響はきっと素晴らしいものに違いない、と確信に近いものを感じました。
オンラインマッサージ受講第一日目
マッサージはzoomによるオンラインレッスン。息子の身体を使わせてもらいながら、進めていく流れです。レッスンは2時間もあるし、息子の集中力が切れたらどうしようと不安に感じることもありましたが、それは杞憂で終わりました。伊吹さんと一対一ということもありますが、画面の向こうの人と会話できるのが楽しいようで、次第にはしゃぐように。
座学が一通り終了した後、遊んでいた息子を呼んで本番のマッサージの練習がスタート。最初はくすぐったがっていましたが、動きがおもしろい・気持ちいいのがわかって、ニコニコと嬉しそうな様子に!
レッスンは、マッサージの手技をひたすら学ぶだけじゃなく、伊吹さんにいろんなことを相談できるのがとても魅力。
子育て中のちょっとした悩みをポロッと話すと、答えてくれるのがとても嬉しいです。
2回目はお腹のマッサージからスタートです。二日目ともなると、息子は自然とスタンバイするように(笑)。お腹のマッサージは、私の目と目が合うのが嬉しいらしく、終始ニコニコしていました。キャッキャとはしゃいでいても、マッサージの心地よさに、まぶたが重くなる息子なのでした。
伊吹さんはマッサージの手順も繰り返し教えてくださるので、一つひとつの手技が覚えやすかったです。マッサージに合わせた音楽も流してくださっていたので、息子はより嬉しそうでした。
オンラインマッサージ受講日初日三日目
3回目は背中のマッサージからスタートです。この日の息子も非常にノリノリで、
「マッサージの勉強だよ、お手伝いしてくれる?」
と声を掛けたら着ていた服をパーっと脱いで、上半身裸でスタンバイ。
背中をゆらす・擦る・揉むという動作を5分ほどした時でしょうか。ずいぶんとおとなしくなったな、と息子の顔を覗き込むと、なんと爆睡!普段、私が適当に触るくらいじゃ眠らないのに、ツボや経絡に沿ってマッサージするとこんなに違うものなのでしょうか。
今までも、泣き止まない息子をあやすために散々抱っこや背中をトントンと言う行動をしてきたわけですが、その時は、
「早く泣き止んでほしい」
という自己中心的な考えだったなと、当時の自分を振り返りました。
やはり、相手を思いやっている心のこもったマッサージは、心から安心できるのでしょうね。当時を振り返り猛省した3日目でした。
オンラインマッサージ受講四日目
あっという間に最終日。1日2時間✖️4日間あるので、ボリュームは多い方かもしれません。でも伊吹さんとおしゃべりしながら楽しくマッサージを学んできたので、この学びの時間が終わってしまうのがとてもさみしく感じました。
4日間渡ってマッサージの講習以外で、子育てが楽になるヒントをたくさんいただきました。そのため、私の心もすっかりほぐれリラックスしていたのでした。
息子は2歳を過ぎても夜泣きがとてもひどく、その音量はまるでジャイ●ンのリサイタル…。(その時の習慣で私は真夜中に目を覚ますのが癖になりました…。)
伊吹さんのテキストには「夜泣き」に対処するツボ図も掲載されているではありませんか!
夜泣きが激しかった当時の息子に施していたら、彼は安眠できたのかな、息子のためにもっと早く知りたかったー!と思いましたよ。
最終日は、全身にめぐる経絡とツボについて学習。風邪の症状に対応するツボのアプローチの仕方を学び、これでもう慌てることはないかも、とホッとしました!
オンラインで学ぶということ(メリットとデメリット)
メリットとしては、
・挑戦しやすい
・子どもが迷惑をかけるのでは…という気兼ねがない(自宅なので、放っておいても安心)
・1対1なので、疑問に思ったことにすぐ答えてもらえる。
・移動時間がない(移動中ぐずられるとツライですよね…)
デメリットは、
・ツボの位置やマッサージが本当に合っているのかが確認できない。(子どものツボは点でなく範囲や線で刺激するそうなので、大人ほど正確に点で刺激しなくても良いそうです。)
・実際に指導してもらえないので、人によっては物足りなさがあるかも。
メリットとデメリットはこのような感じでしょうか。
知らない人が多いと緊張してしまうO山にとっては、オンラインで学べるのは非常にありがたいと感じています。
オンラインレッスンにハマって、こちらの講座も受講
息子のケアをしっかり学んだ後、「セルフマッサージ」の講習も受けました。息子は、自分の出番かと画面を陣取るハプニングも発生しましたが、自分の出番はないと察して即退場(笑)。
こちらのマッサージで大切なことは「自分を愛すること」と言われました。母になるとつい自分のことは構わなくなるので、伊吹さんの言葉に射抜かれました…。あんなに美容が大好きだった私はどこへ行ったの?
家族を幸せにするには、自分をまず幸せにすること。頭ではわかっていても、母になってからおざなりになりがちだった「自分を愛すること」を伊吹さんのマッサージで思い出しました。
マッサージは頭・腕・お腹・脚と各部位で10分ずつ。時間がない母にはぴったりだし、何より体調にどうしても波がある女性に起こりがちな不調を少しでも軽くするために、このマッサージを継続したいと思います!
家族がお互いを想い合えるように
伊吹さんのインタビュー(前編・後編)でも書かせていただきましたが、伊吹さんと19歳の息子さんの関係は本当にあこがれそのもの。
「自粛生活が長くなったけど、息子が家にいて嫌だなと思ったことはないですねー。」
とおっしゃっていました。
子どもと触れ合うたびに、伊吹さんから手技を使いながらタッチしているようになりました。そして、自分も疲労がピークの時、背中をつまんだりしています。
そして、同じく疲れて帰宅した夫にツボ押しなどしていたら、息子が私の背中をトントンしてくれました。
「僕もやってあげるよ〜。」
とのことです。伊吹さんにその様子を伝えたところ、
「子どもは側にいる大好きな大人を真似て学んで育っていくのです🎵発達心理学でも認められていることなんですよ!」
とのメッセージをいただきました。
こうやって伊吹さんも息子さんと絆をつくってきたんだな、と実感です。
ここ最近朝晩の寒暖差が激しいため、残念なことに家族全員が風邪の初期症状を発症してしまいました。けれど、風邪の諸症状をケアするマッサージでお互いケアをし合ったことで、全員体調は悪化せず。心底ホッとしています!
家族が毎日健やかでいるように、誰かが一方的ではなく、
「家族みんなでマッサージをし合う」
そんな習慣を作っていこう、と夫と話し合ったO山家です。
【伊吹砂織さんインフォメーション】