今回は、株式会社ニットで広報を担当されている小澤さんに、HELP YOUの事業や求めている人材に関して伺い、実際に稼働されている西根さんと今泉さんにHELP YOUでのお仕事について聞いています!
「今の働き方をもう一度見直したい!」そんな風に考えている方へオススメです!
目次
HELP YOUの事業に関して
➖HELP YOUの事業に関して教えていただけますか?
小澤さん:業務委託のフリーランスのメンバーが現在400名ほど在籍しており、全員フルリモートです。
仕事内容は、経理や人事、総務、営業サポートのような、あらゆるバックオフィス系の業務を、オンライン上でアウトソーシングとして受けるというようなサービスとなります。
特長は「チーム体制」を組んでいるところですね。
例えば、お客様から「資料作成をお願いしたい」という依頼があったとします。そうなると、中心であるディレクターがまず納期や依頼の内容に関するお話をお客さんとします。そして、ディレクターが、「じゃあ、Bさんどうですか?」「Dさんどうですか?」と、どんどんメンバーに振っていくというスタイルで仕事をしていきます。
チームの皆さんは、様々なバックグラウンドを持っている方達ばかり。培ってきたスキルを活かしながら、「チャレンジしたい」「こんなスキルを身につけてきたい」という想いを持って仕事をされていますね。
メンバーの内訳は現在女性が約8割で、子育て世代のワーママさんが50%以上在籍しています。日本だけでなく、世界33カ国にメンバーがいます。
コミュニティなども活発で、業務に関するようなライティングやパワーポイントといったスキルを身につけるオンライン上のサークル活動もありますし、業務外ですが、趣味でつながることを目的としたコミュニティも運営しています。
HELP YOUのメンバー達は約400人いますけれども、お客様に対しての良い仕事をするというのはもちろん、オンラインを通して、HELP YOUに所属することで繋がりができているので、仕事の相談やプライベートの雑談も含めて、
「みんなでどんどん繋がりを作っていけるといいね!」
という想いで運営をするように努めています!
今泉さんと西根さんのこれまでのキャリア、HELP YOUでのお仕事について
➖お二人の今に至るまでのキャリアを教えて頂きたいです。
今泉さん
HELP YOUでの稼働をスタートさせたのは2017年の5月頃だったので、現在は5年目になります。
最初は、スポーツジムでパーソナルトレーナーをしていました。3年くらい働き続け、今後のキャリアを考えた時に、ずっとパーソナルトレーナーとしてキャリアを積んでいくイメージがわかなくなってきたんです。
キャリアを考えて派遣社員で採用や人事の仕事をやったこともあります。けれど、自分の中でまだスポーツに対する思いが捨てられなかったということもあり、複数のお仕事をするという働き方もありかもしれないと思うようになりました。
現在は HELP YOU 一本ですが、最初は高齢者の運動指導や子ども会の運動指導などをしながら、HELP YOUで事務のお仕事をさせて頂いていました。
その後出産をし、徐々に運動に関する仕事はしづらくなってきたこともあり、HELP YOUで仕事の幅を広げていこうと決意しました。
HELP YOUに所属していると、いろんなスタッフの仕事ぶりを目の前で見ることができます。
そこから「私もデザインの仕事もしてみたい!」と思うようになり、ウェブサイトの制作やデザインの勉強をするようになりました。
スクールには通っていませんでしたが、知り合いのツテでWeb制作の会社をされている方と知り合うことができたので、 業務委託で、勉強しながら仕事もちょっとさせていただくというやり方で1年ほどお世話になりました。そこで自分のスキルを広げていきましたね。
HELP YOUでもデザインの仕事をやりたいと思ったので、ディレクターさん方にちょっと相談してみたところ「ここにチャレンジするのはどう?」と提案してくださったので、そこから少しずつデザインの仕事をやるようになりました。
今、HELP YOUのデザインのお仕事は6、7割くらいですね。
➖今泉さんのお話から、仕事としての実績がなくてもスタッフにチャレンジさせてくれるという姿勢が素晴らしいと感じました。そのように応援できるのはどうしてでしょうか?
小澤さん:スタッフがやりたいことを選択、チャレンジできるっていう環境を作っていくというのが、我々の使命だと思っているんです。それは会社としての環境と本人のスキル、その両方が大切だと考えています。
例えば私のメンバーも、「WEB解析士の資格を取得したので、その仕事にチャレンジしたいです」と提案してくれることもあるので、そういう時は実際にチャレンジしてもらっていますね。
フリーランスで働かれている人たちなので、みなさんがご自分で勉強しチャレンジして、どんどん自分のスキルを身につけて欲しいです!
西根さん
高校を卒業してすぐに、小さい頃からの夢だった盲導犬の訓練士お仕事を3年ほどやっていました。その後環境保護の勉強をするために留学をしたいと考え、留学費用を貯めるために2、3年ほど派遣社員で主にバックオフィスの貿易事務などやっていました。その後、約4年間の留学をしました。
帰国後も事務の仕事もしていましたが、そこで結婚をして、夫が農業を始めることになり一緒に長野に行くことになりました。
長野に行って、そこから子育てがあったことでブランクができましたね。
仕事復帰について考えていたものの、長野にいた頃はまだHELP YOUのような仕事も無かったですし、子どもが小さいので事務ためにフルタイムで働くのも悩むように。
そこで、夫が働いている農業法人でパートとして働かせて頂くようになりました。時間の融通がきいたので、自分の働ける範囲で働きました。そこでは6年ぐらい働いていましたね。
その後鳥取に引っ越して、2年前に米農家として独立することになったんです。
それがきっかけで、これからの自分のキャリアを考えるようになりました。
鳥取でも、今までのキャリアを活かせるような仕事は、なかなか見つからず…。
カナダやオーストラリアで海外生活をした時に、現地の人たちは自分の時間と仕事の時間はきっちり分けていて、メリハリをすごく持っている方が多かったんですね。働きながら、どうやって有意義に過ごせるかなと考えていたので、在宅の仕事をネットで探し始めました。
そして、縁があってHELP YOUのバックオフィス業務を現在やっています。
ブランクについて
➖お二人はブランクを経験されているんですか?
今泉さん:産後、実家に1ヶ月間いて、少しずつ復帰しました。
HELP YOUの素晴らしいところだと思いますが、本当にできる範囲で仕事をさせていただくことができたんです。
復帰しても元々の仕事量ができるわけではないので、そこをしっかりとご理解頂いて稼働しました。産後は、
「復帰するけど、前と同じくらい作業できるかな」
「やりたい仕事が本当にまたできるのかな」
と悩むことが多いと思いますが、私は「この時期にこのぐらいの仕事ができる状態で復帰する予定です」と、事前に自分の考えをお伝えして、1ヵ月産休に入ることができたんですよ。
復帰直後も子供が隣で昼寝しているような状態で、1時間くらいの短時間から仕事をさせてもらえるので、子育てしながらも働きやすい環境だと思います。
西根さん:私の場合は、長野時代は上の子が2歳まで働いてなかったので、そこがブランク期間だと思います。その時は、子どもがいるという前提で、今自分のやりたいことを見つめ直し、「じゃあ何をしようか」と悩みました。
長野時代は、夫が働いている農業法人では同年代の人がすごく多いところだったんですね。
ご夫婦で長野に引っ越してこられて、新しくそこで働き始めるような人たちが多かったですし、年齢も近いこともあって、同じような状況の人たちと一緒に働き始められたという点で、私はすごく助けられましたね。
下の子が1歳半になった時に、保育園に入れて働き始めました。
HELP YOUで求める人材について
➖ HELP YOUで求められる人材は、どういった人でしょうか?
小澤さん:スキルというよりも、 HELP YOUのビジョンへの共感というところをとても大事にしています。
私たちは、「未来を自分で選択できる社会を作る」というビジョンを掲げているんです。
「旦那様の転勤で引越しするから辞めなきゃいけない」
「子育てが中心となって、今までのように働きたくても働けない」
「介護があるから仕事ができない」
こういったプライベートな理由を背景に、働きたいと思う気持ちを諦めてしまうことはとても悲しい、と思っています…!
だからこそ、お仕事で自分らしい選択をされて、チャレンジしようと思ってくださる、そういった心意気をもってくださっているかが、採用のポイントとしては一番大きいですね。
あとは、テレワークは相手への配慮が必要不可欠ですよね。
だからテキストコミュニケーション一つにしても、相手への配慮はもちろん「手が空いているので、自分ができることをやってあげよう」という考えをもっていること。
スキルはもちろん大事ですが、HELP YOUでの仕事はチームでやっていくものなので、オンラインだからこそ相手への配慮ができているかどうかも見ています。
HELP YOUに在籍している約400人のスタッフさんたちって本当にみんな良い人が多いです!
私もお願いすることがありますが、みなさん快く協力してくださる。
他部署の人たちからは「羨ましいな」って、言われるくらいなんですよ(笑)。
はたママ読者へのメッセージ
➖最後にはたママ読者へメッセージをお願いいたします。
今泉さん:新しい仕事でも挑戦する気持ちがあればいくらでもできるよ、というのはすごく伝えたいですね。
是非、何かこう挑戦したいって気持ちがある方は、頑張って手をあげてみてください!
西根さん:いろんなことに貪欲になっていただいて、本当にやりたいことがあったら、とりあえずチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。とりあえずやってみたいと思ったら探して挑戦し、勉強していくという心を持ち続けてほしいなと思います。
これからはどんな年代の方でも輝ける場が広がってくると思います!
「将来の働き方」について、しっかり見直したからこそ、今泉さんと西根さんは現在自分が望んだように働けています。お2人がHELP YOUで働いていることに非常に誇りを持っている様子がインタビュー中にはっきりと伝わってきました!同時にHELP YOUの仕組みとコミュニケーションがしっかり取れている様子にも感激。きっとスタッフさんたちは心から安心して稼働しているのだと感じました。