株式会社ニットが展開するアウトソーシング事業「HELP YOU」。今回は、HELP YOUにジョインしライティング、校正、オンライン説明会の代行講師と活躍されている小川 舞子さんのお話をお届けします!
名前:小川舞子(おがわまいこ)
職業:フリーランスライター&MC
勤務形態:業務委託、テレワーク
勤務時間:9:30~17:00(平日)
週に1〜2回ほど、午前中にヨガや友人との朝お茶をしてから、ゆっくり勤務することも。
お子さんの年齢:13歳(中1)、9歳(小4)
居住地:栃木県
HELP YOUでの働き方
―小川さんの現在のお仕事を教えてください。現在、はじめられてどのくらい経ちましたか?
2022年6月で、HELP YOUにジョインして3年目に入りました。HELP YOUでは現在、ライティング、校正、オンライン説明会の代行講師などを担当しています。また、個人で教育系のWEBメディアのライティングの仕事を受注しています。その他、状況により栃木県で発行している雑誌やパンフレットの記事のライティングを担当することもあります。
―テレワークということですが、自宅でお仕事をしていく中で、社内の方とのコミュニケーションはどのようにとっていらっしゃいますか?不便に感じることはありませんか?
社内のコミュニケーションツールとして使用している「チャットワーク」を使うことがメインです。
HELP YOUは、クライアントや業務ごとのチーム制になっているため、テキストコミュニケーションにはなりますが、孤独感はないですね。仕事で困ったら、同じチームのメンバー(ディレクター、スタッフ)に相談できることが心強いです。また、お互いの仕事や頑張りを素直に評価し、たたえ合える環境があるため、やりがいも生まれます。メンバーそれぞれが小さな疑問や気になることを、ため込んだりうやむやにしたりせず、積極的に表面に出すようにしているのも良いところだと思います。
テキストでどうしても伝わりにくいことや、説明会の講師のような「実演」が必要なものについては、ビデオ会議ツールで話をして解決することもできるので、不便に思ったこともありません。
業務外の時間に仲良くなったメンバー同士のお茶会やランチをする、趣味や好きな推しについて語り合うコミュニティなどもあり、オンラインでありながらオフラインのようなつながり、一体感を持つことができるのがHELP YOUのすばらしいところです。
―現在の働き方をどう感じていらっしゃいますか?
今の私の生活にあったベストな働き方!
子どもの送迎をはじめとする母親と家事を担う主婦としての生活をしながら、自分の経験を活かした仕事をするには、この働き方しかないと確信しています。
まさに、HELP YOUが掲げている「未来を自分で選択」して働いていることに、喜びと充実を感じています。
子どもも、私が自宅で働いていることで、「自分のことは自分でする」を意識できるようになってきました。また、私がオンラインでのイベントや会議、説明会などをしているときには、私の仕事部屋に絶対に入らない、帰宅時にもインターフォンを押さずに自分でドアを開けて入る、など、協力してくれますし、「働く」ということを身近に感じているようです。子どもの生活力や視野を広げるという点でも、良い働き方かも!? と感じています。
6:30 起床
7:40 学校送り出し(小4、中1)
9:00 洗濯、掃除、片付けなどの家事
9:30 業務スタート HELP YOU業務(ライティング、校正、オンライン説明会代行など) 11:30~13:00の中で30分~90分休憩(当日の仕事量によって調整、ランチや夕食の下ごしらえなど)
12:00~16:00 教育系のライティング業務(週3日)
HELP YOU業務(ライティング、校正、オンライン説明会代行など)
15:00~18:00 小4、中1が時間差で帰宅(下校時間は日による)
17:00 業務終了
17:00~19:00 夕食準備・習いごとのある子どもの夕飯タイム
18:30~19:30 習いごと送り(時間は日による)
19:30 出かけてない子どもと夕食(2人が日替わり!)
20:30~21:30 習いごと迎え(時間は日による)
21:30~ 片付け、小4の宿題確認、入浴、残りの家事(アイロン、洗濯物をしまう、翌日の準備など)
22:00 子ども就寝
23:00前後~ フリータイム(録画ドラマを見る、友人と連絡をとる、進めたい業務がある時には仕事も)
1:00までに 就寝
★子どもの帰宅時間と送迎時間が曜日によって異なるので、15:00以降は時計を常に見ながら、○時までにここまで!と区切り、ダラダラ続けないことがテレワークのポイント
未就学児を抱えた40代での求職活動
―どのようにHELP YOUに出会い、お仕事をスタートされたのでしょうか。
コロナ禍でテレワークが一般化していくなかで、「自分の仕事もテレワークで十分可能なのでは?」と思うようになったのがきっかけです。
当時は、テレワークに関する報道も多かったので「今なら私が応募できる募集があるかもしれない」と軽い気持ちで調べてみました。そこで、テレワーク=企業に所属する人が行うもの という思い込みをしていたことに気が付いたんです。実際には今の私のように、フリーランスで業務を請け負っている人がたくさんいるんですよ、それも日本全国、世界中に!
その時に見つけたいくつかの募集の中で、もっとも魅かれたのがHELP YOUでした。
サイトに掲載されたスタッフのインタビュー記事には、私と同じような境遇にありながら、自分のキャリアを生かした仕事と家庭を両立している女性が次々に登場。「この働き方なら、諦めていた仕事を取り返せる!」とすぐに応募し、採用していただきました。
―HELP YOUにジョインされる前はどんなお仕事をされていましたか?
●東京都&愛知県
大学卒業後、大手新聞社(東京本社)の広報宣伝センターで広報アシスタントとして勤務しました。結婚後、同社の名古屋本社に勤務するも、広報の仕事を最前線でやりたいという思いから、名古屋に本社を置くフランチャイズ経営美容室の広報部へ転職、その後メーカーのビジネスショールームでデモンストレーター(MC)として勤務していたころ、夫が北海道に配属され、転居することになりました。
●北海道
条件に合う求人が見つからないため、日本全国で需要のありそうな法律事務所でパラリーガルとしてキャリアを再スタート。
同時に副業として、婚礼司会やイベントなどのMCの仕事も始めました。
●栃木県
夫の転職で栃木県に転居しました。
勤務可能な法律事務所が通勤圏内に見つからないため、副業にしていた婚礼司会をはじめとする司会を本業としてスタート。(これも全国で活躍が可能と考えました)
出産後は、週末のみの勤務が可能な婚礼司会をメインにすることで、平日と休日で夫と育児を分担でき、順調に仕事を続けてきました。
第1子が幼稚園、第2子も預かり保育に入れるようになり、平日の打合せやイベントMCを再開したころ、夫のタイ駐在が決まり、私は仕事をやめて、家族でタイに転居しました。
●帰国後(栃木県)
※40歳を超えていました。
帰国して約1年後、エステサロン経営をする会社の広報部のパート社員として仕事を再開。
2年後、テレワークに関心を持ち、HELP YOUへ
現在は、フリーランスとして活動中です。
―求職活動中大変だったことはありますか?(幼稚園に通うお子さんがいらっしゃると働く時間が限られますからなかなか大変だと思います)
タイからの帰国後、前職である広報のパート社員で採用されるまでは、結婚後に経験した求職活動でもっとも苦戦しました。正直に言うと、不採用の通知を受けると、「年齢のせいかな」と悩むこともありました。また、40代の子持ち(当時は第2子が年長)というだけで、ITリテラシーや仕事に対する姿勢を疑われることもあったため、「試用期間でもいいから、一度、働かせてみてほしい!」と願い続けたことも。数ヶ月かかりましたが、ご縁のあった企業に出会うことができ、あっという間に採用が決まりました。
テレワークの求職活動では、HELP YOUにご縁があったようで、スムーズに事が運び、期待で胸が高鳴ったことを覚えています。
これからの私の働き方、生き方
―お子さんが成長されていく中で、今後のご自身のキャリアをどのように考えていらっしゃいますか。
これまで通り、テレワークでの仕事を続けていきたいです。栃木県に限らず、首都圏外に住みながら都内はもちろん、日本全国の仕事にかかわるチャンスがあるのは、大きな魅力だと感じています。
これまでも前向きにキャリアを積み上げていこうと思ってきましたが、「地方に住んでいるから」と心のどこかで諦めていました。首都圏に住む学生時代の友人たちが仕事と家庭の両立に苦労しながらも、キャリアを重ねてステップアップしていく姿をうらやましいと思い続けていたことは否めません。
また、自分で帯同を決めたとはいえ、夫の転勤のたびに、私だけが仕事も人間関係もリセットし続けることに、釈然としない思いもありました。
だからこそ、居住地や時間の制約を受けず、自分のやりたい仕事、やってきた仕事を「選択」して働き続けられる、今の生き方を続けていきたいです。
この働き方なら、子どもの成長にも合わせていくことができますし、子どもが帰宅した時に会議やイベントがなければ、本人たちが今すぐ話したい「今日の報告」をその場で聞くこともできます。また、ライティングや校正のように時間に縛られない業務なら、送迎の合間を仕事に生かしたり、学校行事に合わせたりすることもでき、無理なく両立できるので、助かっています。
平日、ほぼフルタイムで働いている状況ではありますが、自宅で時間調整ができるため、地域の子ども会のエリア長やPTAの副委員長の業務を担うこともできました。
「フリーランスのテレワーカーで、ライターとMCとして働く栃木県在住のお母さん」
欲張りでちょっと変わっていますが(笑)、これが今もこれからも私の働き方であり、生き方です。
編集後記
全ての経験を生かして楽しく働かれている小川さん!小川さんの背中を見て育ったお子さんは、きっと自ら道を切り開いていく力を備えていらっしゃいますね。
働きたい!と思う方が、自らの置かれた環境の中で自分の様々なスキルを生かして働ける環境が整えられているHELP YOU、たくさんの方に知っていただきたいです。
HELPYOUでの働き方をもっと知りたい方はこちらの記事もすすめです↓
https://www.hatarakumama-pj.com/posts/interview1030/
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