「未来を自分で選択できる社会をつくる」をミッションに掲げ、アウトソーシング事業「HELP YOU」を展開する株式会社ニット。今回は、そんな同社のミッションを体現すべく、働き方を見直し入社され、テレワークで自社システムの開発を行っていらっしゃる幸若 行洋さんのお話をお届けします。
目次
自分が没頭できたこと、充実感を感じたことを振り返って考えてみました
幸若さんの現在のお仕事を教えてください。
自社システム開発業務のプロジェクトマネジメントをしています。その他には社内のITツールの見直しや効率化支援などをしています。
どのようにニットに出会い、お仕事をスタートされたのでしょうか。
前職在職中に、第2子が生まれるタイミングで仕事も忙しくなり、体調を崩してしまったのがきっかけで、これからの働き方を見直しました。
これまで自分が過ごしてきた中で没頭できたこと、楽しかったことや充実感を感じたことはなんだったかなと振り返った時、自分や仲間の働く環境を効率化したり、便利にしていき、感謝されたときに、嬉しさややりがいをを感じたなと気づきました。
そして、「業務効率化」といったキーワードでぼんやりとネットサーフィンをしていたときに、ニットに出会いました。当時、ニットでは「開発」部門の募集をしていませんでしたが、「お話を聞いてみたい」という気持ちもあり、会社に問い合わせをしてみました。幸いお返事をいただくことができ、当時エルサレムに住んでいた人事の方と、時差の関係で日本時間の22時くらいに面談しました。とても印象的で今もよく覚えています(笑)
お話をしていく中で、私の過去のウェブ制作の経験を生かせそうな自社のシステム開発のプロジェクトがあるということがわかり、複業の業務委託という形で関わらせていただくことになりました。前職は週に5日勤務し、週末やテレワーク時に浮いた通勤時間などでニットの仕事をしつつ、最終的に転職しました。
働き方を見直して、自分の健康だけでなく、家族との時間も得ることがきました
ご家庭の家事育児のバランスを考えようと思われたのはなぜですか?そんなキッカケの訪れを願っている奥様は世の中に多いかと…(笑)
私が体調を崩して働き方を見直したいというところが起点で、働き方を変えた結果、家事育児のバランスが取れるようになった、というのが正直なところです。
もちろん、妻は時短勤務とはいえ共働きなので、お互いに家事育児をできるかぎり分担したいという気持ちも持っていました。うちの場合、僕は掃除や片付けなどが好きでよくやるのですが、料理がからっきしできなくて、妻に頼りっきりの部分がありました。ニットに入る前は、長男の朝の登園は僕でお迎えは妻でしたが、妻も通勤片道1時間くらいはかかるため、バタバタと帰ってきて夕食の準備、お風呂や洗濯などをしてくれていました。ただ僕が残業などで帰りが遅い日なども多く、「このままで良いのかな。」と、感じていました。
転職されて、実際に家事育児の分担等ご家庭に変化はありましたか?
基本テレワークという働き方になったので、朝夕の子どもたちの送迎は僕がやっています。時折都内オフィスへ出社するときもありますが、通勤時間もなくなったので、朝送ったあと、洗濯をしたり(子供二人になって洗濯物が激増…)、掃除したりできています。
お迎え後は、夜に妻が翌日分の晩御飯の仕込みをしてくれるので、僕の方は翌日の保育園の準備をして、余裕があるときは僕が子供をお風呂に入れたりしています。
なるべく一緒のタイミングで寝室に入って寝かしつけするようにしていますが、4人全員で寝ると何故かこどものテンションが上がって全然寝てくれないときがあるので、お互いの疲労度次第で、お部屋を分けてお互いに一人ずつ寝かしつけするときもあります(笑)
6:30 子ども起床、朝の支度
〜8:15 子ども保育園登園(父)
〜8:45 家の掃除や家事、自分の時間
9:00~18:00 仕事
〜18:15 子どもお迎え(父)
18:30~ 夕食
〜20:30 お風呂(日によって妻と交代しながら子どもも一緒に)
〜21:30 就寝
21:30〜 終わらなかった仕事などがあれば少し対応
転職という大きな決断を後押ししたものはなんでしょうか?
なにより自分が健康に働きたいというところと、あっという間に大きくなっていく子どもたちと家族の時間を大事にしたい、という思いがあったからですね。 前職は残業して帰宅したら子供も妻も既に寝ている、ということが多かったので…それに比べると今は雲泥の差で生活や心身のバランスが良くなったと思います。
テレワーク対策は万全。これからも自分で未来を選択していきたいと思います!
テレワークですが、コミュニケーションの課題はどのように対策されていますか?
個人の仕事内容に関してはフルリモートで、未経験であるシステム開発のプロジェクトマネジメントというところで、壁にぶつかったり、難しさを感じることはあります。
ただ、社内コミュニケーションという点では、オンラインで朝会をしたり、普段あまり接点がない社員との交流機会を設けていたり(社内でSocial Cafeと呼んでいます)、部門の定例MTG等でのちょっとした雑談を大事にするなど、フルリモートの会社として色々な工夫がされているので、個人的にはそこまで不便に感じることはありません。
また、6月に3年ぶりにオフラインでの合宿が開催され、普段オンラインでしか話したことがなかった社員ともリアルで顔を合わせることもできました。 オンラインとオフラインの使い分けの大切さを感じる機会でもありました。
お子さんが成長されていく中で、今後のご自身の生き方をどのように考えていらっしゃいますか。
私は子供時代、父は自営業で仕事が忙しく、平日コミュニケーションを取り、土日も遊んだという記憶があまりありません。
私の場合、今は妻と共働きなので、なるべく子どもとの接点は持ち続けながら、そして自分自身も健康に働いていけたらなと思っています。
手前味噌ですが、ニットのビジョンである、「未来を自分で選択できる社会をつくる」というのは、転職前も今もすごく共感できている部分なので、今後私自身の働き方や環境も変わっていくかも知れませんが、未来を自分で選択していきながら、より良い人生を過ごしていけたらと思っています。
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編集後記
幸若さんのお話の中には、共働き世帯の多くが感じていることが凝縮されているように感じます。どんな形であれ、前を向いて自分達で決めて選択したのならそれが家族のかたちなのだと教えてもらったような気がしました。沢山のママ・パパに読んでいただきたいです。
名前:幸若 行洋
職業:会社員
勤務形態:正社員でテレワーク
勤務時間:フルタイム
お子さんの年齢:5歳、2歳
居住地:千葉県松戸市