18分野でプロフェッショナルに特化した人材サービスを提供する株式会社クリーク・アンド・リバー社。今回は、マーケティング・グループでマネージャーを務めるママ・篠崎さんと、育休を取得予定のパパ・青木さんにインタビューしました!会社全体のことについては、同席いただいた広報を担当されている野波さんに教えていただきました
目次
株式会社クリーク・アンド・リバー社について
ー御社の事業内容を教えてください。
野波さん: プロフェッショナルのエージェンシーとして、プロデュース事業(開発・請負)、エージェンシー事業(派遣・紹介)、ライツマネジメント事業(知的財産の企画開発・流通)の3つの事業をおこなっております。
弊社の専門分野は、映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、建築、食、コンピュータサイエンス、ライフサイエンス、舞台芸術、CXO、アスリートです。その他、グループとして医療、IT、会計、法曹、ファッション、アグリカルチャーの分野を手掛けており、全18分野で同事業を展開しています。
ー働きやすい環境への取り組みについて教えてください。
野波さん:社員の働きやすさと健康に配慮し、ワークライフバランスを重んじています。具体的には、フレックス勤務やテレワークの推進をしております。
ーでは、課題はありますか?
野波さん:専門分野の領域が広いことや専門的な業務が多いことから、課題は、部門や担当業務によって働く環境に大きな違いがあり、一律したルールや制度だけでは解決しないということです。結果的に業務の属人化や個々のスキルや工数負担に頼りすぎないよう気配りが必要だと思います。そういう意味で各部門の業務運営がとても大切だと感じています。
今回は、そんな中でも家庭と業務の両立を図り勤務しやすいマーケティンググループの2人をご紹介したいと思います。
マーケティング・グループで家庭と業務を両立〜篠崎さんと青木さん〜
職業:マーケティング・グループ シニアプロデューサー
お子さんの年齢:2歳、0歳
居住地:東京都
ーお二人の業務内容を教えてください。
篠崎さん:マーケティング・グループでマネジメントを行っています。
主な業務は、自社媒体の運営やウェビナー運営、メンバーの管理、他事業部との調整です。また、新規サービスの販売・営業対応も行っています。
青木さん:篠崎さんと同じマーケティング・グループに所属しています。私は主に営業のような立ち回りをしています。
退勤後は子どもと「お疲れさま」のお茶タイム
ー現在の働き方を教えてください。
篠崎さん:8時半〜17時半のフルタイム勤務です。ほぼフルリモートで、出社の頻度は週1日程度です。
青木さん:私も以前は週1日出社していました。つい先日、2人目が生まれたので、現在はフルリモートで働いています。来月から1ヶ月間、育休を取得します。
※インタビュー実施は2022年10月
ーおめでとうございます! リモートワークのメリットと課題について教えてください。
篠崎さん:最大のメリットは育児との両立です。
デメリットは、リモートワーク開始当初にメンバーとのコミュニケーションロスを感じたことです。今は、持ち回りの月報や朝会の実施などで解決できています。
ー青木さんは、リモートワーク下でどのようなコミュニケーションをとっていますか?
青木さん:週3回の定期ミーティング、月1回の1on1ミーティングでコミュニケーションをとっています。
ーフルリモートになって、ライフスタイルに変化はありましたか?
篠崎さん:フルリモートになる前は、延長保育をフルで使っていましたが、18時にお迎えに行けるようになりました。お迎えの後は寄り道をして、息子との『お茶タイム』をしています。さらに、夜は30分早く寝られるようになりました。
ー息子さんとの『お茶タイム』、素敵ですね!
篠崎さん:ありがとうございます。息子とのお茶タイムを始めてから、オンオフの切り替えができるようになって、仕事とプライベートのメリハリも付けやすくなりました!
ー青木さんはいかがですか? 子育てしながら働きやすいと感じるのはどのようなところでしょうか。
青木さん:一番はフレックスタイムですね。最大限活用しており、助かっています。
上の子が保育園に通っていますが、朝なかなか起きなかったり、起きても泣いたりゴネたりするため朝の時間が流動的です。
フレックスのおかげで、親子ともにストレスが減り助かっています。
ママになってマネジメントの幅が広がった
ー出産前後で、働き方に変化はありましたか?
篠崎さん:もちろん変化しました! 子どもを産む前は、残業時間がかなり多かったです。
今はきっちり時間を決めて働いている分、効率的に働けるようになりました。
ー部内の他のメンバーも同じような働き方なのでしょうか?
篠崎さん:部署全体が、残業漬けの古い習慣から抜け出し、効率よく働けていると思います。
子育て世代のメンバーが多いので、18時より前に仕事を終える人も多いんです。すると、子どもがいないメンバーも18時に退勤するようになりました。みんな、アフター6を楽しんでいるようです。
ー出産・育児のご経験が、今のポジションに良い影響を与えていますか?
篠崎さん:はい。私は子育てしていない人の働き方も、子育てしている働き方も両方知っています。そういう点でマネジメントの幅が広がったと感じています。
ー子育てで学んだことを、仕事に生かせていると感じることはありますか?
篠崎さん:若手メンバーの育成は、「子育てと似ている」と感じています。
上司がどんなに手をかけて育成しても、部下の行動が全て上司の思い通りになることはありませんよね。
自分の主張をぶつけるだけでは、物事は前に進まない。それは子育てにおいて実感していました。
自分の考えを子どもに伝えたり、子どもの思いを汲み取ったりした経験が、そのままマネジメントに生きています。
あとは、親はみんなそうだと思うのですが、忍耐強くなったと思います。
忍耐強くなったことで、物事を客観的に俯瞰して見られるようになりました。
産後パパ育休取得を後押ししたのは?
ー青木さんは、第二子ご誕生を機に、育児休暇を取得されるそうですね。
青木さん:はい。2022年11月に、1ヶ月間育児休暇を取得します。
1人目の時は2020年のコロナ禍で原則リモートワークだったため、育休を取らず乗り越えました。
今回もリモートワークをしていますが、上の子がイヤイヤ期真っただ中ということもあり、育休を取得することにしました。
※インタビュー実施は2022年10月
ー取得するにあたって、どなたに相談されましたか?
青木さん:篠崎さんをはじめとする上長の皆さんです。
妻が妊娠中の頃から密に相談させていただき、取得を後押ししていただきました。
ー育休期間を1ヶ月にした理由は?
青木さん:主に収入との兼ね合いですね。子どもが増えれば、支出も増えますので。
ー育休期間はどのように過ごしたいですか?
青木さん:妻の睡眠時間を可能な限り確保できるよう、家事育児に取り組みたいです!
ー育休取得にあたって、不安はありますか?
青木さん:育休期間が短期間ということもあり、不安は感じていません。
一旦仕事から離れることで家事育児に集中できますし、気持ちの面でも少しリフレッシュできるかなと思います。
子育ても仕事も全て自分の経験値に! 将来の自分が楽しみ
ー子育ては続きますが、今後のキャリアをどのように考えていらっしゃいますか。
篠崎さん:以前と違って、将来的なキャリアを細かく決めることはやめました。
子育ては予想外の連続であり、自分の思うようにはいかないことをこの5年で学んだからです。
決して『キャリアを諦める』のではなく、その時々に起こる事象としっかりと向き合って解決することで経験値が溜まり、その積み重ねがキャリアになっていると感じています。
子育ての学びも仕事での学びも全て経験値にして、将来自分がどのようになっていくのか、今から楽しみです。
ー仕事も子育ても楽しんでいらっしゃるのですね!
篠崎さん:そうですね、会社が整えてくれる環境と、一緒に働く仲間のおかげで仕事も子育ても楽しめていると思います。
マーケティングに興味ある方、募集中!
ー最後に、クリーク・アンド・リバー社の働きやすさについて、改めて教えていただけますか?
青木さん:子育てをしている自分にとって、マーケティング・グループは自信を持って「働きやすい」と言うことができます!
会社全体としては、各部署に裁量を持たせて、最も効率的に働ける・運営できる方法を各部署で判断することで「働きやすさ」に繋がっていると感じます。
篠崎さん:社内を見ていると、子育て世代が多い部署は自然と働き方改革が促され、物理的・時間的な余裕が生まれているように感じますね。
ーちなみに、人材募集はしていらっしゃいますか?
篠崎さん:はい! たとえ実務経験が浅くても、マーケティングのお仕事に興味がある方は大歓迎です。
ー「マーケティングに興味がある」という方は、ぜひ求人情報をチェックしてください!
篠崎さん、青木さん、本日はありがとうございました!
職業:マーケティング・グループ ディビジョンマネージャー
お子さんの年齢:5才
居住地:千葉県