ビジネスに貢献するシステムを日々提案しながら、システムの力で新しいシステムを創出し続けている株式会社ベスト・プラクティス。同社では、正社員として働きながらエンジニアの知識を身につけられる仕組みがあり、社員に寄り添った制度作りを積極的に行っています。今回は、SEとして働くママ社員の岡本 亜季さんと事務の伊藤 千恵さんに、転職して変化したライフスタイルや今後のキャリアについてお伺いしました。
株式会社ベスト・プラクティスとは
クラウドサービス「Salesforce」の認定コンサルティングパートナーとして、お客様への導入支援を中心に事業を行っています。導入だけでなく、コンサルティングから実装、定着支援まで一貫したサポートを提供しています。
クライアントに伴奏するプロフェッショナルな人材が多く在籍するなか、エンジニア未経験でも独自のカリキュラムと実務をしながら、エンジニアのスキルを身に付けられる仕組みもあり、社内で働く人のサポートも充実。
「BPアカデミー」というこちらの仕組みは、社会人未経験・IT業界未経験でも、弊社独自のカリキュラムと実務を通してエンジニアとして活躍できる支援をしています。未来のエンジニアやコンサルタントとして正社員雇用し、一人ひとりがなりたい自分を叶えられる環境が整っています。
ー働きやすい環境作りは何かされていますか?また課題等ありましたら教えてください。
弊社では、安心して働けるような環境を作るため、さまざまな立場のメンバーが感じる不安要素の軽減や取り組みを行っております。
制度として現在あるものは以下の通りです。
また、制度として整っていないことは今後どうしていくか社員同士で話し合える環境があり、個人の意見も大切にする社内文化があります。ママ・パパ社員も多く、育児に伴うイレギュラーがあっても、代表の山本の理解がとてもあるのでストレスなく働けます。
課題としては、通常業務をしながら制度改革を進めているため、まだ実施できていない取り組みがあることでしょうか。スピード感や担当者の負荷を改善しながら、より良い環境作りを推し進めていきたいです。
二人のママ社員のキャリアや働き方について
職業:SE
勤務年数:12年
お子さんの年齢:12歳・7歳
居住地:埼玉県
職業:事務
勤務年数:3年
お子さんの年齢:5歳
居住地:東京
ー早速ですが、御社に転職されたきっかけは何だったのでしょうか。
岡本さん 前職にいた時にSES❇︎でベスト・プラクティスにはお世話になっていました。そういった経緯もあり、上の子の出産後に転職しました。
❇︎ SES(システムエンジニアリングサービス)…ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用に関する委託契約の一種
伊藤さん 以前は派遣社員として別の企業で働いていました。ですが離婚が決まり、これからの生活を考えた時に派遣社員は不安定要素が多いなと。そこで、転職先を探していた時に出会ったのがベスト・プラクティスでした。
ー現在の働き方について教えてください
岡本さん コロナの拡大がきっかけで、弊社もリモートワークが広がりました。今はSalesforceのカスタマイズ業務をフルリモートで行っています。コロナ禍前は子どもを学童に預けて出社していましたが、在宅になったので子どもたちは授業後にそのまま自宅に帰ることができるようになりました。
伊藤さん 事務関係の業務は紙ベースの書類が多く、私が一人で行っているので週4日出社して週1でリモートワークをしています。とはいえ、決算関係や社会保険関係といった業務は専門の方に委託しているので特別大変ということもありません。通勤時間は家から会社まで1時間弱です。本来は9時から18時が勤務時間ですが、子どもの保育園へのお迎えがあるので17時半までの勤務時間にしてもらっています。
ー業務スタイルやライフスタイルに合わせて柔軟な働き方をできる会社ですね…!
岡本さん そうですね。フルリモートになり通勤の時間がなくなったので、家事や育児に当てる時間が多くなりました。子どもと関われる時間が増えたので良かったですが、仕事とプライベートの切り分けが難しいなと感じます。
伊藤さん 私の場合、ちょうど離婚したタイミングだったので、子どものためにもそれ以外の環境をあまり変えたくありませんでした。でも通勤エリアや勤務時間の希望があると条件に合う勤務先はなかなか無くて。ですが、ベスト・プラクティスは面接時にそういった条件も快く受け入れて頂けたので本当に感謝しています。
上層部と距離が近いことは中小企業の強み
ー岡本さんは育休を取得されたのですよね。
岡本さん はい。下の子の時に取得しました。上の子の世話もありますし、そのなかで仕事を兼業するのはとても大変なので、子育てに専念する環境を持てて良かったと思います。
ー奨学金返還手当は珍しい制度ですね!子ども手当もとても手厚い印象です
岡本さん 子どもの学校や生活用品など何かと物入りになるので、月2万の子ども手当があるととても助かりますね。
伊藤さん 奨学金返還手当に関しては、生活費がそのまま削られてしまうからと代表が制度に盛り込みました。今は、ピル服用支援や副業支援等の制度を盛り込むため担当を決めて進めているところです。
ーこういった社内の制度はどのようにして決めているのでしょうか?
伊藤さん 主に代表が発信して提案しています。そこから社内のメンバーで話し合い、良いなと思ったものを取り入れるような感じです。今はリモートワークをしている人が多く、直接会う機会は少なくなりましたがDiscord(ディスコード)というチャットサービスを使って話し合いや雑談をしています。また、今は制度がなかったとしても、必要であればその人に合わせて配慮してくれることも大きいですね。上層部との距離が近いことは中小企業の強みだと思います。
入社直後はこんなに良い職場だと思わなかった
ーお話を聞いていて、社内のメンバーがすごくフラットな関係性で居心地がいいのだなと感じます。
岡本さん 弊社は他のIT会社と比べると、女性の比率が高いです。女性であることで仕事面での区別もなく男性と同じように仕事を任されるので、経験や実績を積めば着実にキャリアアップできると思います。
伊藤さん そうですね。私も入社直後は、こんなに働きやすい職場だと思いませんでした(笑)。ですが、求人情報にそういった関係性や雰囲気を載せる事って難しい。やはり大手に魅力を感じる人が多いのでもったいないなと思います。こんなに良い職場なのにって(笑)。
ー今後の展望について教えてください。
岡本さん 育児をしながら、今まで通り現場において技術開発で顧客に貢献していきたいです。
伊藤さん 仕事としては、より働きやすい環境にできるよう尽力していきたいと思っています。育児に関しては、今は子どもを保育園に預けながら出社メインで働いていますが、来年からは小学生になるので午前中は出社して午後はリモートワークという働き方を提案しようかなと考えています。あとは、子どもにとって家が安心できる場所だと思ってもらえるような環境を作れたら良いですね。
ーお二方、ありがとうございました!
株式会社ベスト・プラクティス https://www.best-practice.co.jp/
編集後記
大人になり、ましてや親になると日々の生活に追われてしまい、新しいスキルを身につけることの難しさを実感するようになりました。今回お話しを伺ったベスト・プラクティスの、正社員として働きながらSEの知識が身に付く「BPアカデミー」はとても魅力的な取り組みだと感じました。物価高が気になる最近ですが、手厚い子ども手当も羨ましい! の一言!
「求人情報では伝えられない良さがある」とママ社員の伊藤さんがお話ししていたように、とても良い環境で働いていることが伝わってくるインタビューでした!
●奨学金返済手当:有利子無利子を問わず奨学金の返済を行っている社員に対して返済補助を給付(上限2万円)
●子ども手当:18歳未満の子ども1人につき2万円/月を給付
●資格手当:弊社指定の資格に対して受験料及び取得後の資格手当を毎月給付