今回で3年目の「子育てしながらでも働きやすい会社10選」の記事です。今回もはたママproject編集部が過去に掲載して頂いたインタビュー記事の中から10社を選ばせて頂きました。
掲載順は掲載日の昇順になっており、ランキングではございませんのでご注意ください。
目次
シナジーマーケティング株式会社
株式会社MIXI
会社の新制度により、日本全国どこでも居住できるようになったことで、沖縄に移住された大城さんのインタビュー記事です。
私も子育てをしており、子育てする環境は大切だと考えています。
大城さんのように、自分が最適だと思う場所に移住でき、子育てに対する制度も手厚いのは、とてもうれしいことだと思います。
沖縄への移住は、とても羨ましい限りです。
リモートワークになったことで、仕事の面で課題はあるかもしれませんが、それを乗り越えて、理想のライフワークバランスを手に入れられることを応援しています。
ユーソナー株式会社
「親孝行できる会社」という社是が、社員とその家族も大切に思う温かさが伝わってきます。会社の福利厚生には「時間の余裕、お金の余裕、心と体の余裕」をもつために、手厚い制度が多くありました。
予防接種を社員の家族も一緒に社内で受けることができ、会社で費用も負担してくれるのはありがたいですね。
そして何よりも、オフィスがテーマパークやカフェのように素敵な環境であることに驚かされます。出社するのが楽しくなりそうですね。
株式会社サニーサイドアップグループ
卵子凍結に関わる費用助成を福利厚生に取り入れるという独自の取り組みがとても印象に残りました。ますます女性の選択肢が広がる素晴らしい取り組みですね。
サニーサイドアップグループ独自の福利厚生32の制度は手厚いものが多くどれも興味深いものでした。
「公私混同」ではなく「公私融合」という発想は仕事も家庭も子育ても全力で取り組んでいるからこそ生まれるものだと感じました。
株式会社シーエーシー
育児休業が最大3年取得できたり、時短勤務も小学6年まで可能にしたりと、子育て社員にはそれぞれの家庭に合わせた選択が広がりますね。
大切にしたいライフスタイルはそれぞれ違うので、多様な選択肢が提供されている制度が会社にあることはとても重要だと思います。
「社員が資産」という社員を大切に思う社風がすばらしいですね。
八尾トーヨー住器株式会社
今回で2度目の受賞となりました。同社は、「ライフイベントに起因する退職者をなくす」ための取り組みとして、テレワーク宣言を掲げています。テレワークにより営業部門のトップが現場に姿を見せなくなることは、チームメンバーにとっても不安であるかもしれませんが、それを支える環境が整っていることは素晴らしいと感じました。こうした企業の家族との時間をサポートする取り組みが一般的になれば良いですね。
株式会社ベルシステム24
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)プロジェクトが立ち上げられ、その中に「子育て&キャリア両立支援チーム」が結成され、
「ジェンダーに関係なく、子育てとキャリアを両立できる会社にする」ことを目標に活動しています。その結果、「男性育休取得」の率が大幅に向上したとのことですが、それに満足せず、
育休後のキャリア両立支援を強化するため、育休から復帰した社員同士の座談会を開催しているそうです。プロジェクトや制度が形骸化しておらず、真剣に取り組もうとする姿勢を感じました。
TRIPORT株式会社
2014年の創業当時よりテレワークを取り入れていたことから、子育てと仕事を両立されている方が多いそうです。
「短時間正社員制度」は本人が希望すれば子供が何歳であっても時短勤務が可能ということで、家庭の状況に合わせて柔軟に勤務時間を調整できるようですね。
子供が帰ってきた時に「おかえり」と言って迎えてあげたいというお気持ちはとても共感できました。
育休から復帰されてからも新しい業務に積極的にチャレンジされている姿が素晴らしいです。
SUN株式会社
「男性」「女性」という言葉をなくすくらいの育休制度をつくりたいという言葉が、強く印象に残りました。また「ライフイベントの変化があったときには、少しプライベートの優先度を上げてもよい」というお考えに、家族思いの温かさが感じられます。自分自身が困難な状況にある時に、会社が寄り添ってくれるのはとてもありがたいことです。ライフイベントが落ち着いた後、再び最大のパフォーマンスで仕事に取り組むことができるでしょう。 社員の人生に共感し、サポートする考え方は本当に素晴らしいと思います。
大幸パートナーズ株式会社
子育て中のママエンジニアが中心になりアプリ開発を手がけている企業です。
子育て中の人材の利点と課題を的確に理解しているため、子育てと両立しながらも高度なアプリ開発が可能な環境が整備されていると感じました。
代表の五十嵐様も2人のお子さんの父親であり、子育てについて深い理解をお持ちの方です。
今後も子育て中の人材を増やしたいとのことで、子育て中の人材のキャリアアップの機会を増やしていただけることを期待しています。
編集後記
2023年の世界経済フォーラム(WEF)が各国データを基に評価した世界男女格差報告書によれば、日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位でした。この指数は毎年公表されており、前年に比べて9ランクも低下しています。労働力不足や出生率の低下が深刻な問題となる中、男女格差の縮小は喫緊の課題です。
はたママprojectでは、今後も子育てを応援する企業の取材を通じて、子育てしやすい社会の実現に向けて後押ししていく予定です。引き続き、2024年もはたママprojectをご支援いただければ幸いです。
一人ひとりのライフステージに合わせた働き方として、フルリモートワークはもちろん、フレックス勤務、分割時間勤務、2時間単位の休暇など、柔軟に勤務できる様々な制度が整備されています。働き方の自由度を高めることにより、「生活の質・仕事の質」で相乗効果が生まれ、社員のパフォーマンス向上にも寄与しているとことは素晴らしいと思います。